韓国生活

【韓国ワーホリでの住まい探しガイド!】種類から契約方法までしっかり解説

韓国ワーホリに行くことを決めたけど、『どんな住まいを選べばいいの?』『契約ってどうしたらいいんだろう?』と悩んでいませんか?
韓国ワーホリでの住まいには、ワンルームやオフィステル、シェアハウスなど、様々な居住スタイルがあります。それぞれの特徴を知り、自分に合った住まいを選ぶことが大切です。

この記事を読めば、住まい探しの不安が解消され、安心して韓国ワーホリ生活をスタートできます!
ぜひ参考にしてみてください 。

韓国ワーホリで選べる住まいの種類とは?

アパートやマンション、一軒家など日本にも様々な種類の住まいがありますが、韓国も同様でいくつかの種類の住まいがあります。今回は韓国ワーホリでよく使われる居住先をピックアップしてみました!金額はおおよその金額(1ヶ月)を記載しています。

オフィステル

オフィステルは、「オフィス」と「ホテル」を組み合わせた言葉で、住宅街ではなく商業施設が集まる立地の良い所に位置し、通勤や通学がしやすいのが特徴です。
ワンルーム入り口には管理人が常駐しているのでセキュリティ面も安心!
1階や2階にはお店が入っていることが多く、管理費はワンルームより少し高めです。

金額:保証金 1000万ウォン〜 家賃 80万ウォン〜 管理費 6~10万ウォン程度

ワンルーム

プライベートをしっかり守ることのできるワンルーム。部屋の大きさは物件によりまちまちですが、部屋には洗濯機やキッチン、バスルームがついていて日本のワンルームと似ています。

金額:保証金 500万ウォン〜 家賃 50万ウォン〜 管理費 5~8万ウォン程度

コシウォン・コシテル

試験を控えている受験生が家賃を抑えながら、勉強に集中するために利用する部屋として利用されてきたコシウォン。
学生だけでなく幅広い年齢の韓国人が利用していたり、留学生やワーホリの方の利用も多め!

狭めの部屋で、バスルームもかなり狭めですがその分家賃も安く済ませることができます。
共用のキッチンにはお米やラーメン・キムチが常備されているので食費も安く済ませられますよ!

金額:保証金 10万ウォン〜 家賃 35万ウォン〜

シェアハウス

様々な国の人とコミュニケーションが取れるメリットがあるシェアハウス。
シェアハウス内でイベントがあることも多いので外交的な方におすすめ!
相部屋や個室、部屋のバスルーム有無などにより料金が大きく変わります。

金額:保証金 100万ウォン〜 家賃 50万ウォン〜

ホームステイ

数自体は欧米と比べて少ないですが、ホームステイで韓国に滞在する方法もあります。
韓国の家庭料理や韓国文化を体験させてくれるホストも多いので韓国文化を間近で感じてみたい、毎日韓国人と話したいという方におすすめです。

金額:朝食付き 120万ウォン〜

チョンセとウォルセの違いとは?メリットデメリットも解説 !

韓国でオフィステルやワンルームを契約する方は注目!韓国には、部屋を契約する際、チョンセウォルセという2つの賃貸契約の方法があります。

それぞれ詳しく見ていきましょう!

チョンセ

部屋を契約する際に、まとまった保証金を支払えば月々の家賃を支払いはゼロでOK!という契約方法。契約時に居住する期間を大家さんと決めておき、預けた保証金は退去時に大家さんから全額返却してもらいます。

メリット:退去時に保証金が返ってくるので、実質無料で家を借りることができる。

デメリット:保証金の金額がかなり高額なこと。(おおよそ10000万ウォン程度)

ウォルセ

日本の不動産契約と同じように、毎月決められた金額を大家さんに収めるという契約方法。
大家さんに預ける保証金が多いほど月々の家賃が安くなる傾向にあります。
毎月の支払いができない場合や、部屋の備品を破損してしまった場合などには保証金から引かれることも…!

メリット:チョンセほどの高額な初期費用がかからないこと。

デメリット:毎月家賃を支払う必要があること。

保証金について
保証金とは日本でいう敷金のようなもの。契約時・入居時に支払い、退去時に全額返却されるのが基本です。
保証金はワンルームやオフィステルでは必ずと言っていいほどあるものです。

韓国で物件を探す、契約する方法

それでは日本人が韓国の物件を探す方法について詳しくお伝えします!

エージェントを使う

一番安心で難易度も低めなエージェントを使う方法。
日本人向けに物件を紹介している会社が多くあるため、韓国語や韓国での賃貸契約について不安があるという方でも安心して相談することができます。

内見についてきてもらったり、入居時に立ち会ってもらうことができるところもポイント!
手数料は家賃の1ヶ月分程度の会社が多いようです。

私がワーホリで韓国のワンルームを借りた際にもエージェントを利用しました!

自分で探して契約

韓国語に自信があり、自分で行動ができる方におすすめなのが自分で探す方法。
日本と同じように韓国にも賃貸住宅検索アプリがあるためそちらで検索して問い合わせるという流れになります。

アプリにはおとり物件も多く掲載されていて、見極めが難しいのが少し残念なところ。
また、外国人だからとぼったくりや詐欺などに遭う可能性もあるため、信頼できる韓国人と一緒に探すのがベストです!

有名賃貸検索アプリ

  • タバン(다방)
  • チッパン(직방)
  • Naver不動産

その他

  • タングンマーケット
  • ネイバーブログ

ソウルのおすすめエリア3選!家賃と特徴を比較

韓国に1年半住んでいた筆者のおすすめ地域をピックアップしてみました!
家賃はワンルームを基準としています。

ハプチョン(합정)

家賃:約70万ウォン〜
交通の便:2号線・6号線

大きな商業施設・スーパーなどが揃っているエリア。
ホンデより落ち着きのある雰囲気で、おしゃれなカフェ・レストランが揃っています。歩いて漢江公園にも行くことができるのでウォーキングやランニング好きな方にもおすすめ!

シンドリム(신도림)

家賃:約50万ウォン〜
交通の便:1号線・2号線

永登浦区に位置し、乗り換え駅としてよく知られているシンドリム。
大型スーパーや大型複合施設があるため、ショッピングや住環境が整った住みやすい町です。バスもたくさんの路線が通っているので地方へも行きやすく、旅行好きな方におすすめ!

フェギ(회기)

家賃:約50万ウォン〜
交通の便:1号線・京義中央線

東大門区に位置し、慶熙大学(キョンヒ大学)や韓国外国語大学などの大学が近いため学生が多く集まるエリア。
学生街なので物価が安めで、リーズナブルな価格帯で食事や買い物が楽しめます。
家賃もソウルの中心部と比べて抑えられるので節約することもできます。

賃貸契約でのトラブルを防ぐポイント

韓国でお家を契約する際、ぼったくりや保証金詐欺などに遭わないためのポイントをお伝えします!

家の契約時は信頼できる韓国人と一緒に

全ての人がそうではありませんが、韓国語を話せても「外国人だから韓国の不動産事情はわからないだろう」とぼったくりをされることもあるそうなので、信頼できる韓国の友人に付き添ってもらうのがベスト!難しければエージェントを使うのが安全です。

契約前に契約書をしっかり読むこと

日本でもそうですが、契約前にしっかり契約書を読んで違和感のある部分は質問して解決しましょう。

入居時に部屋の状態を写真に撮っておく

退去時に床や壁の傷などで揉めることもあるそうなので、入居時に部屋の中をしっかりチェックして写真に残しておきましょう!
可能であれば大家さんや不動産の方と一緒に確認するのも◎

トラブルを防ぐ国の制度

住宅賃貸者契約申告制度(전월세신고)

家を貸す人と借りる人が賃貸期間や賃貸料など契約に関わる主要内容を共同で申告することを義務付けた制度。
大家さんや不動産が不正な契約を結んでいないかや、首都圏地域の家賃の相場の調査に使われるようです。

対象者:保証金6000万ウォン以上もしくは家賃30万ウォンを超過している人
申請方法:居住地管轄の住民センター
必要書類:外国人登録証(パスポート)、不動産契約書のコピー
申告期間:賃貸借契約締結日から30日以内
申告しない場合の罰則:100万ウォン以下の罰金

※物件によっては申告しなくても良い場合があるので、大家さんや不動産屋さんに確認をしてから申請しましょう。

確定日付(확정일자

大家さんが万が一、破産してしまった場合や保証金を返してくれない場合に最大で2000万ウォン(ソウル及び首都圏地域)を保証してくれる制度のこと。

対象者:6000万ウォン以下の保証金を大家さんに預け入居している方
申請方法:居住地管轄の住民センター
必要書類:外国人登録証(パスポート)、不動産契約書のコピー
申告期間:賃貸借契約締結日から14日以内

どちらも住民センターの受付で申告したい旨を伝えると記入書類を渡してくれます。
確定日付を行えば住宅賃貸者契約申告制度も同時にできます。
費用はかからないので、安心して生活するためにもぜひ申請しましょう!

まとめ

今回は、ワンルームやオフィステル、シェアハウスなどの住まいの種類から、チョンセ・ウォルセといった賃貸契約の基本、さらには物件探しの方法やトラブルを防ぐためのポイントまで詳しく解説しました。
最後にもう一度重要なポイントをおさらいしましょう!

・韓国ワーホリでの住まいの種類はワンルーム、オフィステル、コシウォン、シェアハウス、ホームステイの5種類
・韓国の不動産の契約方法には実質タダで住める「チョンセ」と毎月家賃を払う「ウォルセ」がある
・韓国で物件を探す方法は「エージェント」「自分で探して契約」の2つ
・ソウルでの一人暮らしのおすすめ地域は「ハプチョン」「シンドリム」「フェギ」の3つ
・賃貸契約のトラブルを防ぐポイントは「契約書をよく読むこと」、「契約時は信頼できる韓国人と一緒に」「入居時の部屋の写真を撮ること」

韓国でのお家を探す際に、ぜひ参考にしてみてください!

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